60歳からの趣味ぷらす＋な生き方〜和の世界に魅せられて〜

今回は６０歳からの生き方ということで、趣味と実益を兼ねて和小物を制作している

てづくり和小物＊花あかりオーナーのchieさんにインタビューします♪

一発で飛べる目次

1 60歳から本格的に取り組める趣味を見つけたかった！
2 どうして和の世界に引き込まれていったんですか？
3 和小物作りの道は着物を着るところから始まった！
4 つまみ細工って…？
5 つまみ細工の魅力を教えてください！
6 ハンドメイド作品の販売にチャレンジ！
7 チャンスやきっかけは突然やってくるもの
8 発信することの大切さ〜花嫁さんからのオーダーメイド〜
9 明治記念館での展示品作成の依頼
10 チャレンジすることの面白さ
11 年齢のせいにしない生き方を目指す！
12 関連

60歳から本格的に取り組める趣味を見つけたかった！

60歳からが第二の人生の始まりとよく聞きますが、まさに…今体感しています。
まず60歳になり、自分の時間が持てるようになりました。（子育てやローンも終わり）すごく心の余裕に繋がり、これからは趣味を見つけてより楽しく生きていきたい！と強く思うようになったんです。
（もちろんこれまでも楽しい人生でしたけどね！）

どうして和の世界に引き込まれていったんですか？

実は元々着物が好きだったんです。当時は着物というと敷居が高かった為、なんとなく憧れで終わっていました。
ですがラッキーなことに、たまたま友人が着物をくれたんです。ちょうど何か趣味を作りたいな〜。とぼんやり考えているタイミングだったのでドンピシャだったんですね。

着てみると、これがまたそ心躍りまして！
それに今では【リサイクル着物】もあり、買いやすくなっていますよね！敷居が高いイメージはおかげさまで吹き飛び、それからは色々な柄を揃え始めました♪
自分で着付けもできるようになり、今ではすっっっかり着物を着ることが日常になりました。
（夏は暑すぎてお休みです…笑）

自分が身に着けていくうちに、どんどん和の世界に魅せられていきましたね。

和小物作りの道は着物を着るところから始まった！

そうなんです！着物に合わせる小物や髪飾り…可愛くてこれまた心踊ります♪そこで今度は『自分で作りたい！』と思うようになり、まずはつまみ細工にチャレンジしてみました！

つまみ細工って…？

つまみ細工は日本の伝統工芸品の1つで、その技法は江戸時代から生まれ受け継がれています。
小さく正方形に切られた絹物や古布を、ピンセットでつまんで糊付けし、花や蝶や鳥など色々なものを作ることができます。
パッとイメージしやすいのは舞妓さんが頭につけている髪飾りですね。つまみ細工の立派な美しい髪飾りは、着物にピッタリ…。その繊細な作りと、心奪われる美しさは、まさに日本を代表する伝統工芸品にふさわしいものといえるでしょう。

つまみ細工の魅力を教えてください！

古布を使ってるので、布の柄によってぜんぜん違う表情になること＊
柄物の布を使ってる為、同じ柄は二度と巡り会えないかもしれない…まさに一期一会＊
糸も針も使わないので比較的簡単に制作に取り組める＊

布を見てインスピレーションで組み合わせを決めていく。作り手のセンスが現れ、ぜんぜん違う表情になるつまみ細工は作るのも楽しいですし、なにより日本の伝統を引き継げる作品を残せるということも嬉しいです。

ハンドメイド作品の販売にチャレンジ！

『ネットショップで販売してみたら？』そんな提案があり、自信がないながらも始めてみました。
そうしたら思った以上に反響があり、作品も買って頂けて…。あの喜びは一生忘れませんね。
生み出す楽しさを超え、自分が作ったものを手にした相手が喜んでくれることが、私自身なによりの喜びになりました。

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チャンスやきっかけは突然やってくるもの

何かを始めるきっかけも、思いもよらぬチャンスも全ては突然やってくるものです。
つまみ細工を始めてすぐの頃、銀座で行われる和小物の展示販売会に出店しないかとお声掛けを頂きました。
嬉しい反面『私にはまだ早い！』そう恐縮していましたが、娘にお尻を叩かれてそれもチャレンジしてみることにしました！

これまでネットショップで、買い手さんの顔が見えない状態でしたが初めての対面販売でしたので、より一層お客様の反応や喜びのお声を頂け、新たな感動体験でした！
また、『もっとこういう製品ないですか？』などのご意見も頂け、それがきっかけに【オーダーメイド】も始めていきました！
きっかけもチャンスも突然。待ってはくれません。チャレンジしてみて本当によかったです！