若い時に彼氏を事故で亡くしたあかりんご(@akari_presents)です。
20歳の時
当時付き合ってた彼氏が
デートの待ち合わせに向かう途中、バイクの事故に遭いこの世を去りました。
大切な人との死別は
とてつもない悲しみと絶望感に襲われるものです。
言葉ではとても表現できない感情であり
できることなら一生体験したくないことです。
ですがそんな私も事故から10年経ち、結婚することができました*
死別後10年間、恋愛に対してはどのようなかんじだったのか?
今日はそのあたりをお話ししようと思います。
同じように恋人や伴侶、大切な人を亡くされた方の役に立てば幸いです。
一発で飛べる目次
恋人との死別は絶望しかなかった
いうまでもなく絶望でしたね…。
先のことなど考える隙間もない。
でも20歳と若かったこともあり
「きっとまた良い人現れるよ」と声をかけてくる大人もいました。
もちろん悪気などありません。私もそれに対して過剰に反応することもなく…
とにかく、先のことより今のこと。
この現実とどう向き合うか
ということが、私の最大の課題でした。
ひたすら悲しみ尽くす
ひたすら悲しみ尽くす。
涙枯れるまで泣く。(それでも枯れることはないんだけれど)
現実と向き合うということは、悲しみと向き合うことだから。
だからそれでいいんです。
全力で悲しめばいいのです。
立ち直るなんて、自分の意思ではどうにもできないことだから。
この期間は、【自分を癒す時間】として、とことん地の底まで落ちていいと思うんです。(言い方悪いかもしれませんが)
それとね、周りの人は色んな言葉をかけてくれると思う。
もちろん心配してくれる気遣いからね*
けれど、時にはその言葉に傷ついたり、混乱したりするかもしれない。
私も経験しました。
そんな時はこの2点を思い出して欲しい。
◆けっして悪気はないということ
そして
◆経験してない人にはわからない気持ちであること
この2つは、人生においてのあらゆる場面に当てはまることですからね。
みんながみんな経験してることじゃない。
100%完全にその人の気持ちをわかってあげることは出来なくても、わかろうと必死になり
寄り添おうとしてくれるってこと。
だから(そんな余裕はないかもしれないけど)
周りの人の声は有り難く受け取りながら、
自分のペースで進めばいいのですよ。
あえて新たな恋人が欲しいとは思わなかった
悲しみ尽くして
徐々に冷静になってくるも
【あえて】新しい恋人が欲しいとは微塵も思いませんでしたね。
かといって、頑なに「もう恋なんてしない!」とも思っていませんでした。
しいていうなら
燃え尽き症候群みたいな?
真剣に付き合ってたし
大好きな人だったので、不思議なんですが
恋愛においては【一種の満足感】を感じていたような気さえする…。
今を全力で生き始めたら、いつのまにかまた恋してた
恋人との死別を通して学んだことは
命の尊さ。今を生きられていることの有り難さ。
でした。
だから私は恋人との死別が
恋愛に与えた影響ってほとんどないと思っていて…。
(今となってはですよ?)
影響与えたのは生き方。
【一度きりの人生だから目一杯楽しもう!】
そう決意して
毎日を楽しんでいたわけです。
そしたら必然的に人との出会いもある。
その中で再び結ばれる人もいるわけですよ*
だからね、恋人との死別から新たな恋をするまでって、すっごく自然な流れでした*
無理に何かを変えようとする必要はないよ
これは死別体験だけでなく
全ての出来事に通ずることですが…
無理に変える必要はない。
時の流れに身を任せるということも大切だってこと。
それから
その経験を通して何を学んだか?
そこから自分が出来ることは何か?
ということを考えて、前に進むこと*
そうやって生きていけば
道は開けていくのではないでしょうか。
失った分
また得ることはできるし
流した涙の分だけ幸せになれるから。