どうも*あかりんご(@akari_presents)です!
映画「ツレがうつになりまして」を見ました。
画像引用:Yahoo映画より
結婚したての私はかなり勉強になった映画だったのです。
ざっくりストーリー
夫婦二人暮らし。
ある日旦那が「死にたい」と発言。
鬱病だった。
そこから夫婦二人の闘病生活が始まる…
本当にざっくりとしたあらすじですが
けして暗い話ではなく
(かなり色々ありますが)
明るい描写で
心がほっこりする場面多数!
そんな風に感じながら見ていました。
この物語(実話)には夫婦円満の秘訣がたっぷり詰まっていましたよ!
さっそくいってみましょう〜っ
一発で飛べる目次
鬱病は「心の風邪」誰でもなる可能性があることを知った
鬱病になったツレ。
「鬱病…?」と驚く彼にお医者さんがいった言葉が
「心の風邪みたいなものだよ。」
誰もがなる可能性があるということを
私自身ここで初めて知りました。
自分をどんどん追い詰めてしまう
「こんな俺でごめんね…」
「なんの役にも立たない…」
と、自分のことを責めて追い詰めてしまう。
そんな旦那を見るのも辛い。
それに、なんて声をかけるのが正解なのかわからない。
それでも
支えてくれる、ただそばにいてくれるだけで
その人の救いになることもある。
鬱病の旦那を持つ妻も、鬱病になってしまった当の本人も
どちらも手探りの日々。
【夫婦は2人で1つ。】絆の深さが試されますね。
そんな夫婦二人三脚の日々の始まりです。
旦那の症状に対して独特な言い回しをしていて愛着すら湧く
妻は鬱病の旦那の症状を【宇宙風邪】と表現します。
宇宙という、終わりがない未知の世界と表現したかったのか?
でもけして嫌なかんじはなく、愛しさすら感じられた。
【あとでの法則】
妻が決めた夫婦の決め事がある。それが【あとでの法則】である。
あとでの【あ】
あとでの【あ】は焦らない
周りの人は変化についていけず
驚くことも多いでしょう。
でも、けして焦ってはいけません。
何もいいことが起きないし、周りが焦ると本人にもプレッシャーとして伝わり
病状悪化・改善までの道が遠のくなど…
本人も周りの人も、焦らずいきましょう。
あとでの【と】
あとでの【と】は特別扱いしない
病気だからといって特別扱いしてしまうと
本人もますます気を遣います。
本人が「自分の居場所は無いんだ…」と感じないように、特別扱いして
寂しい想いをさせないようにしましょう。
あとでの【で】
あとでの【で】は出来ることと出来ないことを見極めよう
出来ることはやったらいいし
出来ないことはやらなくていい。
シンプルな話ですが、これは鬱病の人と接する時だけじゃなく
会社においても言えることです。
仕事においても適材適所があるように
その人の【出来る】に注目して
伸ばしてあげましょう!
出来ないことに注目して
責めたりなんてしたら
それこそ心を追い詰めてしまいます。
人の上に立つ立場の人は、特に意識したいことですよね。
夫婦の向き合い方
この物語の焦点ともなるのが
夫婦の向き合い方について。
鬱病になった旦那と、妻はどう向き合うのか?
あなたならどうしますか?
私なら…と考えながら見ていました。
もちろん生活のことなど、リアルな問題もたくさんあるでしょうけど
それでも私は、この物語の妻のように「仕事なんてやめちゃえ」と快く言える私でありたいなと思いました。
これも、普通の夫婦間にも言えることだと思っていて…
その為に必要なことは
【柔軟性】と【自立】だと思う。
まさに、今の私が大切にしている部分です。
自分が【居場所】になってあげる
夫婦二人三脚
いかなる時も妻だけは旦那の味方だし、居場所であること。
特に仕事を辞め、家に閉じこもる日々が続く旦那は
この世に自分の居場所がないのでは?と感じていきます。
これも、鬱病に限らず
心を病んでしまっている人たちも同じことを考える瞬間があるということ。
そんな時、誰か一人でもその人の【居場所】になれる人や環境があれば
自ら命を経つ人の救いになるかもしれない。
そんなに単純にはいかないかもしれませんが、この映画を見てそんなふうに強く感じましたよ。
パートナーへの声掛け
この物語の妻はけして相手を責めるような発言はしません。
責めるような発言とは
◆収入・生活の不安を匂わせるような発言
◆なんでそうなったの!?と原因を探る発言
◆頑張りなよ!と応援する発言
これらは禁句です!
本人がどうすることも出来ない問題に対して疑問を投げかけたり、変化することを急かすような発言はダメなんです…。
そんな言葉ではなく
ただただ存在に感謝し
「そのままでいいよ」と、ありのままのその人を受け入れてあげる発言が大切。
映画中で出てくるセリフ
「割れないことに価値があるんだよ。」
(アンティークのガラスに、なぜ価値があるか?という疑問から得た気付き)
「生きていることに価値があるんだよ。」
と旦那に伝えたかったのです。
結婚式の誓いの言葉の本質
映画中にも出てきますが
結婚式の誓いの言葉をこんなに噛み締めたことは今までありません。
まさにこの物語の夫婦に問いかけてる言葉だなと…。
病める時も健やかなる時も(病気の時も元気の時も)変わらず愛すと誓いますか?
そういう問いかけですからね。
これまで元気で働いていた旦那が
急に別人のように無気力になってしまう。
そのギャップに当然二人ともショックを受けるが
それでも共に歩めるか。
夫婦の絆が試されます。
「愛する」って
そういうことだよなぁ…と、しみじみと考えてしまった。
軽く言葉に出来るものではないなと。
結婚もそうで
起こり得る全てのことをまるっと含めて
生涯共に歩むことを誓うわけだから
そりゃ重いよな。と、改めて感じました。
どんな状態になろうと責めず乗り越えることが出来る【自力と柔軟性】を身に付けたい
この物語の結末としては
売れない漫画家である妻が
「ツレ(旦那)が鬱になりまして」という漫画を描き、大ヒット。
夫婦二人で会社にし
自営業として夫婦のペースで暮らしていくというハッピーエンドだ。
もちろんそこにいくまでに
たくさんたくさんぶつかって、葛藤もあって
自殺未遂とかもあって…
ネタにして世に出すまでには
想像を絶する辛さがあったと思う。
それらを
乗り越えたからこそのヒットがあるわけで…。
そんな夫婦の絆・歩み・成長具合に非常に心温まり
勉強になった映画でした。
それから自分自身の成長。
もちろん夫婦二人で成長していくことも多いが
パートナーがいることに甘んじることなく、
けして当たり前じゃないんだということを肝に銘じて
自分を高めていきたいです。
情報が溢れる世の中
しっかり良質な情報を手に入れ、リスクヘッジに備えるぞ。
夫婦の・そして家族の未来を守る為に…*
柔軟に対応し、起きた出来事を受け入れ
二人で乗り越えていける
そんな絆と愛を育んでいきたいです。