どうも*あかりんご(@akari_presents)です!
インスタント・ファミリー〜本当の家族見つけました〜
見ました!
子供がいない夫婦が、子供を迎えることへの葛藤
そして養子縁組で迎え入れた子供とのトラブルや、様々な壁を乗り越えて
本当の家族になるまでのストーリー。
人との繋がり・愛情について考えさせられる映画でした。
一発で飛べる目次
インスタント・ファミリー〜本当の家族見つけました〜あらすじ
主人公の夫婦は、子供を授からないことを指摘され【養子縁組】という制度に踏み込むことにします。
当初は幼い子供を迎えるつもりでしたが
子供達と触れ合った時に、10代の女の子から言われた言葉
「大人たちはどうせ10代の子を養子にしないんでしょ」
に衝撃を受け、その子を引き取る決心をしました。
その子には幼い2人の弟と妹がいたため、一気に3兄弟を養子に迎え入れることになったのです。
他人同士が0ベースから家族の絆を作っていく難しさを感じながらも、初めての子育てに戸惑いと喜びを感じながらの日々。
一番上の子は思春期も重なり反抗ばかり…
ようやく下の子たちが懐いてくれたと思いきや、実の母親が刑務所から出所し
子供達を引き取りたいと。裁判が始まる…
というストーリーです。
世界中にある養子縁組という制度
養子縁組とは血縁関係がなくとも、人為的に親子関係を生み出す制度のことです。
子供に恵まれなかった夫婦と
親のいない子供との、ご縁を繋ぐ素敵な制度だと思います。
夫婦に足りなかったものとは?
主人公夫婦は仲が良く、子供がいない生活でも悩んではいませんでした。
ただ、安定的になりすぎている。
刺激や成長が足りないのでは…?と、お互い感じていました。
養子縁組のことを知ってからは、自分たちに足りなかったものは子供だ!と、積極的になりますが…
いざ養子を迎え入れてみてからの苦悩と困難
・子供は可愛い
・念願の子供がやってきて、なんでもしてあげたい
家を買い取りリフォームし、子供部屋を用意し
プレゼントを用意し…
まさに至れり尽くせりしたわけです。
ですが子供たちとの距離は広まるばかり…
ついに長女から聞かれてしまいます。
その質問に答えることができませんでした。
全てはご縁
養子をとった理由は
子供が欲しかったから?夫婦の刺激のため?
そんな単純なものではないのです。
だけど答えられなかった。
答えられないまま子供たちと過ごす時間が
増えていき
そこでようやく答えに辿り着きます。
全てはご縁だと。
最終的には
【私たち夫婦に足りなかったのは、あなたたち。】と、子供たちに伝えます。
血の繋がりがあってもなくても
家族になるにあたり
理由はご縁。
そのシンプルな答えだけで十分なんですね。
愛情が解決させる
養子縁組の子供たちは
多かれ少なかれ傷を抱えています。
親に捨てられた悲しみ
毎日誰かが迎えにきてくれるのでは?という期待と落胆の繰り返し
そんな中
いきなり引き取ってくれた赤の他人に対して、すぐに心を開くわけがないんです。
大人たちもそこに対して甘く考えすぎていたんですね。
子供達の心の中は、大人が考えるよりよっぽど複雑だったのです。
本当の家族になるまでには時間がかかる
当然のことです。
血が繋がっている家族ですら、反抗したりぶつかったり
壁はたくさんあるのですから。
血が繋がっていても、いなくても
様々なことを乗り越えて家族になっていくには
やはり
愛情
愛情は心の傷を癒すパワーを持っています。
そして
本物の愛情は必ず伝わる
そうして赤の他人が本当の家族になっていく。
長い道のりでしたが
人として、親としての愛情のでかさを目の当たりにする映画でした。
養子縁組はステキな制度
この映画を通して、そのことをハッキリと感じました。
子供が欲しい大人と、親が欲しい子供を繋ぐ制度
まさに
ご縁です。
引き続き
養子縁組には注目していこうと思います。